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上野の学生キャバ嬢が就職しても“夜のお仕事”を辞めない理由

ノルマもなし。枕営業もなし。では、客にもたらされるメリットは?

上野の学生キャバ嬢が就職後も夜のお仕事をやめない理由――背景にはノルマなし枕なしの甘待遇が また、上野のキャバクラはノルマだけではなく罰金も比較的緩い傾向にある。実はこれ、遊ぶ金の予算が限られているサラリーマン客にとっても大きなメリットだ。キャバ嬢たちはノルマに追われないで済むため、2ヶ月に1回しか通えない客でも、比較的大切に扱ってくれるという。 「頻繁に通われても私がそんなに出勤できないので、月1で十分ですね。太客になられると気を使わなきゃいけないけど、アフターとかそもそもほぼ無理だし」(ナオさん・23歳)  そのため、枕営業は期待できないが、スナック的なノリで長く付き合うことができるキャバ嬢は見つかりやすい。これが、上野のキャバクラが小遣いが少ない若年サラリーマンにはオススメと言える所以だ。

ヤバい客もすぐに共有される

 上野は新宿や池袋に比べると、繁華街が狭くキャバクラの数も限られる。10年以上続くキャバクラが多く、店長同士の仲が良いために互いの店に飲みに行く光景もよく見られるという。  店同士、横の連携が強いと、客の出禁情報はすぐに共有される。そのため、おかしな客が街から排除され、客同士のトラブルが少なくなる。これも男性客にとってもたらされる大きなメリットだろう。  女子大生キャバ嬢の「素人感」が好きだった男性諸君は、いまやOLキャバ嬢が溢れ返る上野に遊びに行ってみてはいかがだろうか。 <取材・文/珠葉このか>
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