ライフ

三度の臨死体験を元に理系人間が“死後の世界”を分析

 著者は全部で3度も「臨死体験」をしているのだが、そのたびに生き返ってしまう。その理由について彼はこう考えるようになる。 〈私が三度も臨死状態を体験した(させられた?)のは、もしかしたら私が経験したことを広く世間に伝えよ、という意味ではないのか〉  そして世界各地で起こっている天変地異や悲惨な戦争は、宇宙からのメッセージではないかと思い至るのである。  本書は著者が「臨死状態」になり、意識だけの存在になったとき経験したさまざまな事象について語られている。宇宙の始まり、地球の誕生、人類が生まれた意味、生命の進化、そして著者が見た破滅的な未来と平和な未来。  果たして我々はどこに向かっていくのか。地球の未来はどうなるのか。理想的な社会や産業のあり方とはまで、深く掘り下げた内容は、今を生きる我々にも十分な示唆を与えてくれる。理系人間のあくまでも論理的な目線で記された本書は、今はやりのスピリチュアルな書物とは一線を画す興味深い内容に富んだ1冊である。<取材・文/週刊SPA!編集部>
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臨死体験で明かされる宇宙からの遺言

世界的権威のある国際天文学連合が認めるアマチュア天文家、木内鶴彦。三度の臨死体験を経て、受け取った「最期のメッセージ」とは…。

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