LGBTはSNSの閲覧率や投稿頻度が高い。期待される“インフルエンサー”としての役割
同研究所による統計では、Twitterの閲覧率がストレート層より11.5%高い44.2%であるほか、新しい商品やサービスを取り入れる積極性がストレート層より10.7%高い23.2%を占めすなど、具体的な数字が示されている。ただ、理解の遅れを嘆くLGBT当事者からの声もあり、その要因のひとつに森永氏は「世代間の意識差」を挙げる。
「実際の当事者であっても、若い世代は自身の性を打ち明けることに比較的寛容である一方、50代以上の世代では自分自身ですら受け入れられず悩む声もあります。そのため、人びとの多様性に寛容な世代が、LGBTに理解ある社会の鍵を担う存在といえます」
社会を構成するのは何よりも人だ。その第一歩として今、LGBTを「知る」ことが求められる。
【森永貴彦氏】
博報堂DYグループ傘下の株式会社LGBT総合研究所で代表取締役社長を務める。LGBTの調査・研究、戦略提案などに従事
<取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>
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