Jリーグの黒船「DAZN」は救世主か?
放送関係者はこう説明する。「スカパー!とDAZNの決定的な違いは、前者が通信衛星を使った放送事業なのに対し、後者はITを使った通信サービスということ。簡単に言えばスカパー!はテレビでの視聴が基本。一方で、DAZNはスマホやタブレットなどデバイスでの視聴がベースとなるのです」
スカパー!にもオンデマンドはあったし、DAZNも最新のスマートテレビや「Amazon Fire TV」、「Amazon Fire TV Stick」、「Apple TV(今後対応予定)」などと既存のテレビを接続することで視聴は可能になる。また、スマホやタブレットの画面をテレビに映し出す「ミラーリング」もサポートしている。
「ただ、DAZNの問題点は、テレビで視聴できるか否かというよりもアンテナを通じ安定した受信ができる放送とは異なり、IT回線での配信は、環境や混雑状況によって画質が変わる可能性があることなんです」(放送関係者)
DAZNは昨年8月よりサービスを開始しており、1月22日にはプレシーズンマッチで初のJリーグ中継を行ったが、記者自身のあくまで個人的な感想を述べれば、スマホやタブレットでの視聴はとくに問題はないが、それをテレビにミラーリングすると同環境で観ていたスカパー!と比較しても画質は不鮮明と言わざるを得ない。途中フリーズすることなどはなかったが、動きに滑らかさを欠いており、1試合視聴後の目の疲労は普段以上だった。
この点を来日したDAZNのジェームズ・ラシュトンCEO(38歳)に直撃するとこう答えた。
「ミラーリングもサポート対象だが、スマートテレビやAmazon Fire TVなど、よりネイティブな環境のほうが良い視聴ができると思う。ただ、今後の改善に向けて、技術者に伝えたい」
月額1750円とはいえ有料サービスだけに環境によって画質が担保されないことはユーザーにとっては無視できない問題だろう。
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