新型「MINIクロスオーバー」はバーバリーのトレンチコートが似合うSUV【カーライフエッセイスト吉田由美】
こんにちは。日刊SPA!初登場、カーライフ・エッセイストの吉田由美です。今回は、今月23日に日本で発表&発売される「MINI」のSUV版、新型「MINIクロスオーバー」のお話。ひと足先にイギリスで開催された国際試乗会の模様をレポートしたいと思います。
そもそも「MINIクロスオーバー」は、日本以外の国では「MINIカントリーマン」という名前ですが、日本だけは諸事情があって「MINIクロスオーバー」という名前がついています。今回の試乗会もまさに「カントリーマン」というネーミングに相応しく、英国の長閑な農園のような場所で行われていました。
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新型「MINIクロスオーバー」の一番のトピックは、ボディサイズが大きくなり1クラス上に殴り込み。全長が現行型に比べて+195㎜の4315㎜に、全幅が+30㎜の1820㎜、そして全高が+45㎜の1595㎜。全長だけ英国で試乗したモデルは+200㎜だったので、日本仕様はそれより5㎜短いことになります。こうしたサイズアップは、「MINI」ブランドがビジネス拡大のために「MINIクラブマン」からチャレンジしています。
おかげで室内は広々。後席の足元も広くなり、5人が余裕を持って座れる広さに。さらに後席のシート位置が高くなり、前席のヘッドレストが横に舵円のビーンズ型になっているため、閉鎖感を感じることがありません。
またボディサイズ拡大は、トランクの広さにも影響を与えています。通常450リットル、後席シートを倒せば1390リットルまで広げることができます。さらにオプションでは、ラゲッジスペースには「ピクニックベンチ」が用意され、ラゲッジールーム下部分から取り出して使用することもできます。
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