カネを使わず1泊2日温泉旅行に挑戦! ヒッチハイク&野宿、無料温泉のなかには混浴も
そして現地では無料温泉の「白旗の湯」へ。体も芯まで温まれたが、草津は雪も残る寒さだったので温泉も一緒に入ったお兄さんに高崎市まで送ってもらい、野宿へ。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1334891
<無料温泉リスト>
●北海道 からまつの湯
緑と川のせせらぎが気持ちいいロケーションが最高。有志がきれいに管理しており、底の玉石まで見える無色透明の湯も美しい。北海道標津郡中標津町。24時間無料。混浴。冬季休業
●秋田 川原毛大滝湯
自然の渓流や高低差20mの滝がそのまま温泉になる大秘境の湯。冬場は雪のため周囲が通行止めになり、入浴可能なのは夏季の日の出~日没のみ。混浴。要水着着用。秋田県湯沢市
●岐阜 荒神の湯
昼間は川の流れと北アルプスの景色を望める温泉。夜10時頃まで入浴が可能で、暗くなった時間は満点の星空も楽しめる。寸志200円での利用が望ましい。男女別。岐阜県高山市
●三重 せせらぎの湯
三重県菰野町役場の隣にある公共の混浴露天風呂。プールのような雰囲気だが本格派の掛け流し温泉だ。今年は4月17日~11月30日の営業で、利用時間は12~17時。要水着着用
●鹿児島 目の湯
標高600~850mの霧島連山に点在する霧島温泉郷・最古の岩風呂。自然探勝路の奥にあり、野湯とは思えない透明の湯が湧いている。無人温泉で脱衣所などもなし。鹿児島県霧島市
【かとうちあき氏】
’80年、神奈川県生まれ。『野宿野郎』編集長。法政大学社会学部卒。人生をより低迷させる旅コミ誌『野宿野郎』編集長兼発行人。『野宿入門』(草思社文庫)など野宿に関する著書多数
― タダで休日を満喫してみた ―
「コンビニで貰った段ボールを連結させ、中に入れば寒さはしのげます。花見で捨てられたブルーシートやゴミ箱の新聞紙も使えますよ。念のため寝袋と銀マットも持っていけば万全です」(かとう氏)
が、決行日は異様な寒さで、段ボールも小さなものしか調達できない誤算も。野宿向きの静かな公園は見つけられたが、寒さはどうにもならず、深夜1時には奥の手の寝袋にイン。何とか眠りにつけた。「これからの季節、野宿には最適の時期です。蚊が多く、浮かれた若者も多い夏より快適です」(かとう氏)とのこと。
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