東京-熊本1163kmを30時間で踏破。12台を乗り継いだヒッチハイクの旅に、世界を6周半した男がトライ
15年間、世界中のカジノを放浪して勝ち続けてきたプロギャンブラーのぶき。「『人生』とは自分軸で生きること、『賭け方』とはこの1時間をどう使うかの戦略だ」と言い切る。世間体から解き放たれ、「スマイル基準」で人生を勝ちへ導く男が語る生き様論。
〈第21回 東京ー熊本1163kmを踏破!乗継ぎ12台、30時間のヒッチハイクの旅に世界を6周半した男がトライ〉
熊本地震直後、ボランティア仲間に質問いただいた。
仲間「東京から熊本までヒッチハイクで行けますかね?」
僕「楽勝っしょ!いまボランティアさんを乗せたい人は多いはず。チーム日本としてのチームプレイだよ!乗せてくださった人の被災地への想いをつないでいく、すてきなタスキリレーだよ!」
そう熱く語った。被災地へ応援したい人は、国民のほとんどだと考えている。とはいえ、どこに募金すれば良いのか、何の物資を送れば良いのかわからず、支援に戸惑ってしまう。
先日、そのボランティア仲間と震災を語るイベントで再会したとき、みんなの前で、こう宣言した。
「ギャンブラーさんが楽勝と教えてくださったので、ヒッチハイクで熊本へ行ってみます」
あらまっ! たしかに先月お勧めしたよ。僕は時間短縮と楽さから、福岡まで飛行機でいくチケットを購入する寸前だった。けどさ、「人に勧めておいて、自分がしないの」って、本当のお勧めじゃない。例えば、「このラーメン、激ウマだよ」とお勧めしておいて、食べていないのは、本当のお勧めじゃない。
実際に、そのボランティア仲間が3日間かけて、東京から熊本までヒッチハイクでたどりついた。今さら僕だけ飛行機なんてありえない。僕も東京から熊本までヒッチハイクで行くことに。
ヒッチハイク――僕は15年間で世界を6周してきた。バスが1日2本しかない地域とか、待てんのです。世界中で移動手段が困難なときは、ヒッチハイクをしてきた。そして、日本でもヒッチハイクが必要なときはある。沖縄のやんばるという森の奥地から、町を目指したとき。東日本大震災のボランティアで、交通機関が寸断されたとこへ入ったとき。
1971年東京都生まれ。15年間カジノで勝ち続けたお金だけで、世界6周。東日本大震災時、ボランティアのため一時帰国。すると、メディア・講演依頼など各方面から引っ張りだこに。検索「プロギャンブラー」にて独占状態。著書に『勝率9割の選択』(総合法令出版)、『ギャンブルだけで世界6周』(幻冬舎)
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