六本木のシークレットバーでコカイン常習者が急増!? 一般OLが告白
芸能界の薬物汚染が止まらない。昨年、元俳優の成宮寛貴が週刊誌にコカインの使用疑惑を報じられ、引退に追い込まれたことも記憶に新しい。一連の報道によると、彼はコカインを常習していたとされている。もはや真相は闇の中だ。
コカインを一度やっただけで人生が終わり、というわけではないのだろうが、精神的依存がきわめて強いとされている。名前を聞いただけでゾッとする、一生関わることなどないだろうと考える人がほとんどのはずだが、じつは芸能人に限った話ではない。筆者の知人で不動産関係の企業に勤務する、ごくごく普通の会社員女性・柴田さん(仮名・34歳)がこう話す。
「場所は六本木でした。それがなんのクスリかも知らずに吸ってしまい……コカインの快楽を覚えてしまったの」
彼女は、タレントの小西真奈美似で容姿端麗。子どもはいないが結婚歴もある。そんな“普通”の女性がなぜコカインを……。今回はその顛末を聞いてみた。
彼女が初めて“クスリ”と出会ったのは海外旅行先。そこでハメを外してしまい、マリファナに手を出した。日本に戻ってからも、たまに嗜んでいたのだという。
都内の料理店で久しぶりに会った彼女は、仕事のストレスが溜まっている様子だった。そこで、「まだハッパはやってるの?」となにげなく聞いてみたのだが、意外な答えが返ってきた。
「マリファナはしばらくやってない。最近はコカインかなあ」
急にスイッチが入ってしまったのか、コカインについて饒舌に語り始めた。店員の目が気になる。どうやらマリファナの効能では飽き足らず、コカインに手を染めてしまったのだという。彼女は、私の知人でもある。正直、違う世界に行ってしまったようで、悲しい気持ちになった。とはいえ、彼女とコカインの馴れ初め、それは耳を疑うようなものだった。
「初めてコカインを吸ったのは、六本木のシークレットバー。友人のイギリス人男性と遊びに行ったときなの。最初はお酒を飲んでいるだけだったんだけど、途中から彼が『もう我慢できない』様子になって。いきなり私をトイレに連れ込んだの。セックスの誘いかと思ったけど、違かった。ポケットから白い粉を出して『一緒に吸おう』って」
百歩譲ってトイレでセックスならまだわかる。しかし、白い粉を出された時点で危険を察知できるはずだ。店から飛び出してもいいくらいだろう。男性と一緒にいるだけで刑務所にブチ込まれる可能性だってある。だが、彼女はそうはしなかった。
「なんの粉なのかは何度も聞いた。でもどうしても答えてくれなかったの。『そんなことより、今日のは特に上質なんだ、一度でいいから吸ってくれ』と子どもみたいに目をキラキラさせて。身を乗り出してお願いしてくる彼に押されてしまって。結局、断ることができずに、鼻から粉を吸うことを勧められたの。それがコカインだったなんて、そのときは思いもしなかった」
鼻から吸引する時点で、それが“怪しいクスリ”であると予想がつくだろう。だが、好奇心に負けて吸引してしまったのだという。問題なのは、トイレの個室とはいえ、店内という公の場で、フランクにコカインを勧められる空気感にあるともいえる。

コカインとの馴れ初めは六本木の「シークレットバー」

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