仕事

男が耐えている「逆セクハラ」の被害報告――女上司からの暴言、女性ばかりの職場で空気のような扱い…

 極めつきの例は、アパレルメーカーに入社2年目の寺田博さん。部署は女性30人に対し、男性は寺田さん含め2人。羨ましい女の園の職場に感じるが……。 「最初こそ頻繁にブラチラ、パンチラを目撃できて最高の職場と思っていましたが、1か月もすれば、普段は空気扱いで、都合のいいときだけ男扱いされていることに気づきました。僕が目の前にいようが平気で生理の話もするし……」  デザイン系の仕事を希望するも、任されるのは、男だからという理由で荷物運びなどの雑用ばかり。 「一度、買い出しを頼まれたときにリストに『タンポン』と書いてありました……。さすがに断ったら笑顔で『だよね~』と受け入れてくれたんですが、裏で『ったくアイツ使えねぇわ』と言っているのを聞いてしまい、メンタルを病む寸前です……」  いまどき男性でも滅多にしないような露骨なセクハラを一部の女性がしてしまうのは、男社会で辛酸を舐めながら生き抜いてきたという自負をこじらせてしまったゆえなのだろうか。 ― セクハラ検定2017 ―
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