30代に部長職を奪われた50代の嘆き「20年以上働き、やっと昇進したのに」
「もう自分は会社に必要とされてないんだな」と悟った堀内さん。気づいたときには、若手部長の前で辞表を持って立っていた。特に引き留められることもなく退職した今は、田舎での自給自足暮らしを求めて、地方の物件探しを続けている。
「働き方改革やら長時間労働の是正やら言ってるけど、それが当たり前だった人間にはツラい話ですよね。正直、よその会社で働き続ける自信もやり方もわからないから、転職する気はありません」
遅すぎる自分探しをスタートさせた堀内さんは、今日もまた、田舎の物件探しに出掛けるのであった。
― 負け組50代の背中 ― 1
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