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月の平均残業160時間、時給は最低賃金以下…官僚たちの酷すぎる労働環境

 最近は問題続出で、与野党の追及と国民からの非難に晒される過酷な毎日を送る官僚たち。しかし、現場のほとんどの職員は「真面目に業務に励んでいるのに……」と嘆く。そんな霞が関の“やってらんねぇよ”な声をお届けする。

官僚「もうやってらんねぇよ!」白書

働き方改革と無縁の激務すぎる官僚たち


 官僚の多くは優秀な大学を出て、人のために働くという高い志を持って入省する。それなのに、最近のニュースは働く官僚の心を痛めるものばかりだ。

 経済産業省で働く高橋篤さん(仮名・30歳)は、こう語る。

「法律を守ることは大前提ですが、官僚の仕事は世の中のためになると証明できれば、何をやってもいいんです。だから、思っていたよりも自由で楽しいし、社会貢献もできるのは幸せなこと。公益のためだからこそ、みんな激務・薄給で頑張れているんですよ」

 高橋さんの1か月の平均残業時間は160時間。環境もひどいものだ。

「仕事をすればするほど、『できる』と思われて残業が増えていく。サボっている人ほど時間対報酬がよくなる仕組みには絶望しかないです。また、冷暖房は20時までしかつかないし、労働環境は最低。国会が長引いて忙しかった夏には、熱中症で倒れる人もいましたよ」

 文部科学省で働く若手官僚は、残業代をケチりたい上司に、変則的な休日出勤を強いられたと語る。

「加計学園問題で忙しかったときに上司から、『私服で、ちょっと様子を見ようかな~って感じで来てくれない?』と言われ、私服で休日出勤させられました。それで“ちょっと”なわけがなく、朝から晩までガッツリ働かされて。上の失態に腹が立ってるのは、民間の皆さんだけじゃないんですよ」

 不正にまったく関わりのない若手が憤るのも、もっともだろう。

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絶望的な労働環境に未来が見通せない

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