更新日:2022年12月30日 09:56
デジタル

ノートPCになるタブレットならSurface ProかiPadか…プロの結論

「Surface Pro」と「iPad」はどちらがいい?

 ところで、OSもコンセプトも異なるのだが、「『Surface Pro』と『iPad』はどちらがいいのか?」とよく聞かれる。どちらも持っている筆者としては、甲乙はつけがたく、非常に困る質問だ。

「Surface Pro」か「iPad」か

 iOSデバイスの使いやすさと気軽さは圧倒的だが、「Surface Pro」はフル機能のWindowsがサクサク動くという大きなメリットがある。「iPad」が強いタブレット市場で、Windowsタブレットが急成長しているのは「Surface」シリーズのおかげだ。  「iPad」もキーボードを接続し、ビジネスシーンでの活用を打ち出しているが、まだWindowsタブレットほどの汎用性はない。ビジネスシーンでの利用がメインなら「Surface」はオススメ。ただし、注意したいのは「Surface」はWindows PCなので、セキュリティは自己責任だ。情報処理推進機構に届けられるセキュリティトラブルの90%以上がWindowsをターゲットにしたもので、スマホ向けはAndroidがごくわずか。iOSやMacはゼロとなっている。Windows10標準のWindows Defenderできちんと守りを固めておこう。  利用がブラウザやアプリでことが済んでしまうなら、「Surface」を含むWindowsタブレット、もしくは「iPad」のどちらを選んでもいいだろう。  いずれにしろ「Surface」が気になる人は、ぜひ量販店などで実機に触ってほしい。スペックだけをネットで比較すると、ほかのノートPCやタブレットなどに価格で負けてしまうこともあるので、まずは完成度の高さを体感することをオススメする。 <文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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