雑学

生ビールの「生」って何? 泡の量で店の利益が変わる!? ビールのうんちく集

ビールの泡の量で変わるお店の利益

 ビールの泡も賛否両論ある悩ましい問題です。2割前後の泡があると美しいし、美味しく感じるのですが、海外の方はぼったくっていると感じるようです。そのため、海外の方が「泡なしで!」と言ってきたら、今のところは言う通りに出しているそうです。日本でも、かつてビールの泡が多すぎるとビアホールが訴えられました。なんと1940年、戦時中のことです。1944年のに出た判決では、「泡もビールなり」ということで無罪に。ほっとします。  ただ、ビアホールはアルバイトに1cm泡を多く注ぐように指導するだけで、1シーズンで100万円以上も利益が変わるそうです。顧客満足度が最大化するように、適度に注いでほしいものですね。

ビアホールの泡にそんな秘密があったなんて……

 ビアホールと言えば、水は5リットル飲めませんが、ビールなら10リットルでも飲めます。これに関しては、水は胃では吸収されないけれど、アルコールは胃からも吸収されるから、という誤ったうんちくが有名です。アルコール度5%ということは、ほかは水分ということなのですから、おかしいですよね。利尿作用はあるにせよ、トイレに行かないまま数リットルなら余裕という人も多いでしょう。  実は、筆者の調査では明確なエビデンスは見つけられませんでした。なかには「ビールのほうが水よりも飲めないはず」といった情報もあります。くれぐれも「アルコールは胃から吸収されるから!」などと言わないように。そもそも、摂取したアルコールの1割くらいしか胃からは吸収されません。  では、今日も仕事帰りに、おいしいビールを楽しんでください。 <文/柳谷智宣> 柳谷智宣お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2年前に海底熟成ウイスキーを扱う「トゥールビヨン」を立ち上げ、現在販売中
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