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カラオケで歌うと“おっさん認定”されるランキング。サザン、小沢健二…は何位?

カラオケおじさん

5位…『チェッカーズ』(36人)

 前述したように藤井フミヤが同率14位にランクインしているが、その彼がメインヴォーカルを張っていたチェッカーズ(1983年デビュー)が5位。 「『ギザギザハートの子守唄』や『涙のリクエスト』といった大ヒット曲を持つチェッカーズは、今のアラフィフの青春を象徴するようなバンド。ですから、カラオケでついつい青春時代を思い出して熱唱したい気持ちもわかりますが、20代女性からすれば“おっさんの青春”に興味が沸かないのは言わずもがなでしょう。実際、僕自身も持ち歌の中にチェッカーズの曲は何曲かありますが、女性がいる場ではまず歌いません(笑)」(堺屋氏)

4位…郷ひろみ(38人)

 1972年にデビューした郷ひろみは、野口五郎や先日惜しまれながら他界した西城秀樹とともに、『新御三家』と呼ばれていたのはご存知の通り。 「約20年前となる1999年にリリースした『GOLDFINGER ’99』が、ちょうど今、流行っているDA PUMPの『U.S.A.』のように、ノレる曲として社会現象を巻き起こすほど大流行。ですが逆に言うと、それ以降は誰もが知る大ヒット曲を生み出せていないので、カラオケで歌われても20代女性がノレないのは当然かもしれませんね」(堺屋氏)

3位…田原俊彦(48人)

『哀愁でいと』で1980年にデビューし、“ビッグなアイドル”として歌にドラマにと大活躍していた田原俊彦だが、ジャニーズ事務所退所後は仕事が激減し、現在に至る。 「例えば爆笑問題の田中さんなど、若い頃から田原俊彦さんの大ファンで、今でも田原さんの歌をメディアの前で披露する芸能人も少なくないため、田原さんの歌を知っているという20代女性は案外多いのかもしれません。しかし、田中さんに代表されるように、真似をしている芸能人もおっさんなので、“おっさん認定”されてしまうのでしょう」(堺屋氏)

2位…松山千春(53人)

『長い夜』、『大空と大地の中で』、『君を忘れない』といった代表曲を持つ、フォークソング界の重鎮、松山千春(1977年デビュー)が1位に僅差のワースト2位という結果に。 「20代女性の2人に1人以上の方が“おっさん認定”してしまう松山千春さんは、かつては髪フサフサで切れ長の目のイケメンでした。ただ、松山さんご本人も自覚しているでしょうが、今の20代女性が抱くイメージはおそらく、“スキンヘッドのコワモテおじさん”といったところ。そんな彼の歌を歌えば、“おっさん認定”されるのも仕方ないのかもしれませんね」(堺屋氏)

1位…井上陽水(54人)

 今年8月の誕生日で満70歳を迎える井上陽水さんは、1969年にアンドレ・カンドレ名義でデビュー。『傘がない』、『夢の中へ』、『リバーサイドホテル』、『少年時代』といった、その時代時代を彩った名曲を数多く生み出した音楽界の大御所だ。 「アンドレ・カンドレでデビューしたのが、およそ半世紀前。“世紀”単位で語れるような生きるレジェンドに対して、“おっさん認定”うんぬんの物差しで語るのは無粋に感じるほどです(苦笑)。逆に言えば、井上陽水さんの歌をカラオケで歌う時点で、その歌っている本人も“おっさん認定”は覚悟のうえでしょうから、周囲がとやかく言う必要はないのでは?」(堺屋氏)
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20代女性からほぼ“おっさん認定”されないアーティストは?
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