近年、よく聞くようになったワード“パリピ”。しかし、彼らがいったい何者なのかを正確に答えられる人は、意外と少ないのではないだろうか? そんな未知の存在であるパリピの生態を徹底調査してみた。
パリピは何を思い、どう生きているのか。その実態とは?
単に「チャラチャラした若者」ではないという“パリピ”。生態を探るべく、パリピを自称する10~20代男女200人アンケートと周りからパリピと思われている男女への調査を決行した。
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<個人年収(手取り)>
200万円未満 40.1%
200万円以上~300万円未満 17.3%
300万円以上~400万円未満 15.2%
400万円以上~500万円未満 13.2%
500万円以上~600万円未満 6.1%
600万円以上~700万円未満 1.0%
700万円以上~800万円未満 2.5%
800万円以上~900万円未満 1.5%
900万円以上~1000万円未満 0.5%
1000万円以上~1200万円未満 2.0%
1200万円以上~1500万円未満 0.6%
<よく遊びに行くスポット(複数回答可)>
カラオケBOX 103票
ゲームセンター 91票
BAR 77票
クラブ 75票
ビーチ(海水浴場) 57票
その他 15票
<休日の過ごし方(複数回答可)>
居酒屋で飲む 118票
友人とバーベキュー 104票
フェスやイベントへ行く 94票
クラブで踊る 67票
その他 11票
<恋人(配偶者)はいる?>
いる 70.6%
いない 29.4%
<1か月のHの平均回数>
0回 16.8%
1~5回 35.5%
6~10回 23.4%
11~15回 10.2%
16~20回 12.7%
それ以上 1.4%
<よく使うアプリ(複数回答可)>
インスタグラム 105票
メルカリ 78票
LINE 75票
ツイッター 70票
YouTube 56票
Facebook 52票
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まずは、経済力。週末は六本木や渋谷で豪遊する印象を持つ彼らだが、実はその年収は「300万円未満」が過半数を占める。パリピといえばタワマンで毎日パーティをする港区男子を連想する人もいるだろうが……。
「基本的にパリピは海外の流行にいち早く反応する敏感な人たち。最近は、世界的な健康トレンドのせいか、“パリピ”カーストの最上位にいた若者たちは筋トレやオーガニックな生活にハマる傾向があり、従来型のパーティシーンから撤退しつつあります」とは博報堂若者研究所リーダーで『パリピ経済』の著者でもある原田曜平氏。