パリピは堅実派が多い。意外と知らないその実態
また、生活態度も案外堅実で、「平日は真面目に働き、金曜夜から月曜朝までを死ぬ気で遊ぶ」(27歳・IT営業)とハメを外しすぎず、きちんと社会生活を送る人が大半。職種別で見ると男性は経営者やフリーランスが多め。
「所得がものすごく高いわけではないですが、比較的自由に使えるカネは多いですね。そうでないと飲み会やクラブで女のコに奢れませんよ」(25歳・経営者)
多くない収入をパリピ活動に充てる男性からは切実な声が上がる。なお、女性はアパレルや美容系など華やかな職種が多かった。
そして住む場所は、都心派と地方派に二分される。
「いつでもクラブに繰り出すことができ、女のコのお持ち帰りもしやすいから」(27歳・広告)
このように渋谷からタクシー15分圏内に住む人もいれば、埼玉や北関東の実家に住み、週末はクラブに通うタイプもいた。また、女性の場合はこんな猛者も。
「クラブに入れば10分でナンパされて泊めてもらえるので、住むとこは不要」(25歳・化粧品)
そして、出没スポットは、2位の「ゲームセンター」(91票)以外は飲酒可能なスポットばかりで、飲みが命のパリピならでは。さらに、「休日の過ごし方」にしても、「居酒屋」(118票)、「BBQ」(104票)を筆頭に、すべて酒が欠かせないイベントばかり。これに対してはこんな力強い意見が。
「後先考えずに酒を飲むことがパリピの最低条件だから」(28歳・アパレル)
酒とその場のノリで瞬間的に人間関係の構築をするのも特徴だ。
「初対面の人と仲良くなれるのもパリピの条件」(26歳・飲食)
その一方で、原田氏は「とにかくその場のノリを楽しむ傾向があるので、その場限りにもなりがち。表面的には仲良くするが、あまり深い関係にならないことも多いのでは」と、その浅く・広い交友スタイルを分析する。
誰とでも仲良くなるパリピは、草食化が叫ばれる同世代と違い、「恋人(配偶者)はいる」と答えた人が70.6%。1か月のH回数も、平均して約5.8回という多さだ。
「クラブで出会って、その夜中にワンナイトすることもしょっちゅうですね」(26歳・事務)
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