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ウイスキー好きを公言するならはずせない「台湾のカバラン」その新作の味わいは?

発売前のカバランの新作その味わいは?

 さて、今回はリードオフジャパンにお願いし、発売前の「ディスティラリーセレクト」を実際に試飲することができましたので、ご紹介したいと思います。

「ディスティラリーセレクト」を試飲することができました

 色は明るめの琥珀色です。カバランの上位ラインナップには赤っぽかったり黒っぽいものもあるのですが、「ディスティラリーセレクト」は王道のカラーです。香りは樽由来のバニラや南アフリカ産の酵母から来るフルーティーな感じです。カバラン好きであれば、はじめて「ディスティラリーセレクト」の香りを嗅いだだけでカバランであることがわかります。安価にすることで、DNAが失われるのを心配していたのですが、杞憂だったようです。  アルコール度数は40度なので、口当たりはまろやか。味わいはトロピカルフルーツを感じ、焼き菓子のようなニュアンスもあります。華やかな感じもバニラ感もしっかりあります。利用されている3種類の樽は公開されていないのですが、シェリー樽とバーボン樽は使っていると感じました。確かに、どシェリーだったり、もろにワインだったりというイメージはありませんが、逆に王道のウイスキーのようにも感じます。初めてカバランを飲むのであれば、文句なく「ディスティラリーセレクト」がオススメでしょう。  ハイボールにしてみましたが、こちらも美味しいです。さっぱりと飲みたいときは試してください。ただ、筆者としては、このミルキーな味わいを堪能していただきたいので、ストレートもしくはトワイスアップで楽しむことをオススメしたいところです。

カバランらしさはきっちりあります。そのうえで飲みやすくなっており、この価格であれば売れることは間違いないでしょう

「ディスティラリーセレクト」は現在は700mlボトルのみの販売ですが、追って200mlや50mlボトルも登場するとのことです。販売目標は来年の3月末までに、1万5000本とのことですが、速攻で達成すると思われます。限定ボトルではないので、今後も継続して買うことができますが、ウイスキー好きであればぜひとも早めに味わってみていただきたい1本です。 <文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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