41歳アルバイト「男の貧乏飯」1週間メニュー。「食事はエサ同然」で炭水化物ばかり…
「季節の変わり目などに風邪をひきやすくなりました。それに実家で暮らしていた頃よりも治りが遅くなったように気がします」
このままでは健康をさらに害して病気など重大な健康被害に繫がりそうだが、当の佐竹さん自身はどこか投げやりだ。
「今の食生活が原因で倒れたり、最悪そのまま死んでもそれは仕方ないかなと思うんです。こんな惨めな貧乏暮らしでクソみたいな食事を今後何十年も続けることを考えたらうんざりしちゃいますよ」
質素すぎる食生活は人をここまで自暴自棄にしてしまうのか。管理栄養士の浅野まみこ氏の浅野氏も「糖質ばっかりで真っ白!」と驚きを隠せない。
「ここまで糖質が多いと、だるさや疲労感を覚えてしまうのでは。新型栄養失調状態です。カロリーは足りていそうですが、タンパク質やビタミン、ミネラルなどさまざまな栄養素が不足しています」
極端な糖質過多だが、決して他人ごとではない。週の半分は孤食をしているという35~55歳の男性300人にSPA!がとったアンケートでも孤食常習者は「炭水化物をよく食べる」人が7割を超えており、栄養の偏りが懸念される。佐竹さんの事例を見た産業医の大室正志氏は警告する。
「いくら野菜や魚が高いとはいえ、これではどこかの宗教団体の在家信者のようなメニューです。ほとんど栄養失調の域ですし、非常に危険な状況といってもいいです。しかも、長期に及ぶ粗食の影響なのか彼に“生きる気力”が感じられないのも気になります」
安さで食材を選ぶと、どうしても炭水化物ばかりに。おかず一品さえままならない貧困型の孤食は改善が難しい。
Q.炭水化物をよく食べる?
はい 74.7%
いいえ 25.3%
※週4日以上「孤食」をしている35~55歳の男性300人に調査
「ご飯やパンに偏っている人は多いです。健康的に安く済ませるなら卵とカット野菜がオススメ。炭水化物をカットすれば疲労感も抜けますよ」と浅野氏
― 男を蝕む[ぼっち飯]の恐怖 ―
―[男を蝕む[ぼっち飯]の恐怖]―
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