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どっちが幸せ? 年収600万円“ドケチ”節約男vs年収400万円“リア充”放蕩男

年に8回は女目当てに海外旅行するリア充男

「趣味はスノボやダイビング、パラグライダーなどいろいろ。飲み仲間も多いんで、週末は飲み会や合コンでスケジュールが埋まってます。ただ、お金に限界はあるんで、最近はバーでナンパして持ち帰りが安上がりです」  女好きの独身貴族、上村さんがメインの狩り場として楽しんでいるのが、海外旅行先のナンパだ。 「ウチの会社は有休が取りやすく、台湾など安い近場の国にすれば年7~8回は海外に行けます。年末年始は、2週間の予定で友人宅に泊まりながらのバルト3国ナンパ旅を決行するつもり。今まで日本以外の18か国の女のコと成功したけど、その数を次の旅でも増やしたいですね。半年前に休暇でドイツに行ったときは、ナンパした女のコの彼氏が来ちゃって、慌ててベランダから脱出するハメになっちゃったんです。さすがにあのときは焦ったけど、今となれば旅のいい思い出ですね」
リア充放蕩男

写真からも十分なくらいリア充感が伝わってくる上村さん。400万円しか年収がないのにここまでプライベートを楽しむことができるのは、ある意味とてもスゴいことなのかも

 40代らしからぬ破天荒なエピソードを笑顔で話す上村さん。病気や怪我、さらに老後の不安などはないのだろうか。 「自分にとって大事なのは、今を楽しく生きること。いくら貯金があっても使う前に死ねば無意味。それに老後は物価の安い東南アジアなら年金と退職金で自分一人くらいどうにでもなるはずです」 リア充放蕩男 日々の幸福度だけなら、リア充放蕩男の圧勝。だが、総合的な人生で見れば異なる。 「老後資金に必要な資金は5000万円。年収400万円の会社が退職金をそんなに払ってくれるとは思えない。また一度上げた生活レベルは下げられないので、40代で放蕩生活をしていた人は老後破綻します」(ファイナンシャルプランナー・横山光昭氏)  待つのは銀杏拾いする貧しい老後。刹那的に生きた代償は大きい。 ★結論……楽しそうでも生活は長続きせず。最後に笑うのはドケチ節約男 アンケート協力/エコンテ ― [年収400万円vs600万円]勝or負の境界線 ―
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