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R-1の“痛い客”問題――ネタよりも自分アピールに必死な女性ファンたち

 先日、霜降り明星の粗品の優勝で幕を閉じた「R-1ぐらんぷり2019」。


 芸人たちの熱いネタとは裏腹に、話題となったのが“痛い客の反応”だ。松本人志は大会後にツイッターで「R-1の客。。。」と投稿。優勝者の粗品をはじめ、芸人サイドからも客の反応を訝しがる声が続出した。


お笑いなのに、なぜ悲鳴があがるのか?


 “お笑い”でありながら、悲鳴や歓声が上がる謎の空間。その空間の大多数を占めるのは女性ファンだ。お笑いライブの現場を知る放送作家は、こう語る。

「明らかに客の反応がおかしかったですね。生放送でしたけど、客の声をオンエアに足したのかと思ったくらい。ライブでもいるんですよ、ああいう『目立ちたい客』が。目立っていじられたいみたいな。本当に迷惑でしかありませんけど」

 芸人のネタを楽しむというより、自らの存在をアピールする女性ファン。学生時代は熱烈なお笑いファンだったというグラドルのAさんは、こう語る。

「ライブ会場に直接足を運ぶのって、かなり熱量がいりますよね。だから、出待ちしたりする“追っかけ”みたいなファンは昔から多かったです。ネタがどうこうより、芸人さんと親密になって“お笑い界の一員”になりたい、みたいな。役者さんやミュージシャンにもそういう追っかけはいますけど、芸人さんはより身近な存在に感じられるから、勘違いする女性が増えているんだと思います」

客席

※写真はイメージです

 とはいえ、バラエティ番組ですでに活躍する売れっ子芸人に近づくのは厳しい。だからこそ、「M-1」や「R-1」など賞レースの決勝に残るくらいの若手芸人が彼女たちにとって“ちょうどいい”のだという。ネット掲示板には「カキタレ(芸人用語で都合のよいセックスフレンド)専門」というスレッドが存在し、自ら芸人のカキタレになりたい女性ファンが情報交換を行っているほど。ちなみに、一番人気は「M-1」決勝の常連である「和牛」だ。

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カキタレ志願を集めたコンパも

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