更新日:2023年03月12日 09:09
仕事

20代で年収1000万円稼ぐ人たち。どうやって成功したのか?

高給を使う時間と欲望はなく、エリートの実感ナシ

~年収1500万円・外資系大手コンサル勤務~  外資系大手コンサルタント会社に勤める沖田広司さん(仮名・28歳)は、一日15時間労働の多忙さと引き換えに1500万円もの年収を手にする超エリート。しかし生活は質素だ。 「住んでいるのは家賃10万円の1LDK。食費も妻と合わせて10万円いかないくらいですかね。贅沢に興味がないですし、そもそも使う時間もないですから」
世代別[年収1000万円]男の働き方

服にもこだわりがなく全身ユニクロだという沖田さん。入社後にした高い買い物といえば、趣味のドライブのための車くらいだとか

 高収入の実感自体がないとか。 「社会的な成功の象徴だと思って就職したんですが、学生時代の友人たちも同業他社や総合商社に勤めているので特別感はないです。同僚の中には1億円以上もらっている人もいますしね。税金の負担額の大きさのほうが気になります」  とはいえ、額面上でもその年収があれば相当モテてきたのでは? 「女性も目が肥えているので、常にもっと上の人を見ているというか……。20代は正直不利ですね」  将来は「もっと社会のためになる仕事をしたい」と語る沖田さん。お金では満たされないことに喘ぐのも、エリートならではの苦労か。  仕事における重要なポイントの見極めとそこへの注力が、凡人とエリートの違いなのかもしれない。 ― 世代別[年収1000万円]男の働き方 ―
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