時速140kmも設計上可能な新東名。その本領発揮はいつなのか?
新名神の新規開通区間は平日なのに大混雑!
帰路、午後6時前後。新東名の時速120km試行区間は、早朝よりは断然交通量が増えていたが、それでも大型トラックに4回ブロックされただけで、平均時速113kmで走ることができた。
来年、片側3車線化が完成したら、御殿場-浜松いなさ間145kmは、全線制限速度を時速120kmに引き上げていただきたい。なにせ設計速度は時速140kmなのだから。
【結論】
片側2車線と3車線とでは大違い。かつて建設省と日本道路公団が、コストを無視して計画したゼイタク高速が、結果的に正しかったことが証明されてしまった。まさに歴史の皮肉
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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