絶世のブス顔デリカD:5が最高峰! ミニバンのコワモテ化はなぜ始まったのか?
そのアルファードのコワい顔に、どうやって対抗するか?
似たような巨大グリルじゃ、アルファードには勝てない。三菱はそう考えたのでしょう。その結果がデリカD:5の、遊星からの物体Xのような、あるいは電気シェーバーのような、絶世のブス顔なのです!
いま、ブサイク芸人がブームですが、それと同様、絶世のブスはひと目見るとクセになります。もっと見たくなってしまうのです! このブス顔、発表当初はネット上でボロカスに叩かれて炎上状態でしたが、売れ行き好調! みんな新しいタイプのコワい顔を望んでいたんですね!
三菱のブス顔攻勢はこれにとどまりません。新型軽自動車のekクロスは、さらに絶世のドブス! ものすごい迫力で、軽なのにデリカD:5よりむしろ存在感は上かも。これも売れそうな予感がします。
私はこのドブス姉妹に、心を奪われてしまいました。そして「もっとブスな顔が見たい!」という欲望が芽生えてしまっています。三菱のブス顔攻勢に今後も期待大! 経営状態を考えると、次のドブスがいつ出せるかわかりませんが。
【結論】
デリカD:5は、12年ぶりのマイナーチェンジながら、顔だけでなく中身も一新されており、エンジンは新開発のクリーンディーゼル。走りは非常にしっかりしており、ミニバンのなかではベストだと感じました。ガンバレ絶世のブス!1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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