更新日:2023年03月20日 11:12
カーライフ

絶世のブス顔デリカD:5が最高峰! ミニバンのコワモテ化はなぜ始まったのか?

 そのアルファードのコワい顔に、どうやって対抗するか?  似たような巨大グリルじゃ、アルファードには勝てない。三菱はそう考えたのでしょう。その結果がデリカD:5の、遊星からの物体Xのような、あるいは電気シェーバーのような、絶世のブス顔なのです!
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今回、絶世のブスにリボーンしたのはクリーンディーゼルモデルのみ。ガソリンモデルは従来のデリカ顔で販売中。このブス顔も2パターンありまして、写真右が標準ブス、左が特別仕様ブスでございます

 いま、ブサイク芸人がブームですが、それと同様、絶世のブスはひと目見るとクセになります。もっと見たくなってしまうのです! このブス顔、発表当初はネット上でボロカスに叩かれて炎上状態でしたが、売れ行き好調! みんな新しいタイプのコワい顔を望んでいたんですね!
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2.2リッター・クリーンディーゼルエンジン+8ATのブス顔デリカD:5は384万2640円~。本格派4WDミニバンとして唯一無二のデリカD:5が、ブス顔を得てまた1つクセが強くなりました

 三菱のブス顔攻勢はこれにとどまりません。新型軽自動車のekクロスは、さらに絶世のドブス! ものすごい迫力で、軽なのにデリカD:5よりむしろ存在感は上かも。これも売れそうな予感がします。
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デリカD:5の上を行く絶世のブスekクロス。デリカD:5が顔だけブスなら、こちらは全身ブス。妹のほうがはるかに整ったブス(?)、エリートブスであります。ちなみにデザインコンセプトは「キュートな野獣」。お値段141万4800円~の軽自動車なり。三菱ブス姉妹は最高&最強なり!

 私はこのドブス姉妹に、心を奪われてしまいました。そして「もっとブスな顔が見たい!」という欲望が芽生えてしまっています。三菱のブス顔攻勢に今後も期待大! 経営状態を考えると、次のドブスがいつ出せるかわかりませんが。 【結論】 デリカD:5は、12年ぶりのマイナーチェンジながら、顔だけでなく中身も一新されており、エンジンは新開発のクリーンディーゼル。走りは非常にしっかりしており、ミニバンのなかではベストだと感じました。ガンバレ絶世のブス!
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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