更新日:2019年09月27日 15:17
ニュース

陛下よりも、首相の方にこそ、「退位」が必要ではないのか?/倉山満

このままいけば史上最長の内閣になるが、何一つ実績は無い

 安倍内閣6年。このままいけば、史上最長の内閣になる。だが、何一つ実績は無い。外交は「トランプ内閣の外務大臣」を務めているだけだ。経済とて6年もたって景気回復すらできていない。あまつさえ、景気回復前の増税に向けて邁進している。  あえて長所をあげるとしたら、災害対策に不安がないことくらいか。少なくとも、村山富市や菅直人のような不安感はないし、安倍内閣で多くの災害が起こったが無難に対処している。  いっそ、安倍首相は余力があるうちに菅官房長官に禅譲し、次期政権に影響力を残しつつ、やり直せる体制を作っては如何か。  陛下よりも、首相の方にこそ、「退位」が必要ではないのか?  嫌味のつもりはない。
1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『嘘だらけの日本古代史』(扶桑社新書)が発売中

噓だらけの日本古代史噓だらけの日本古代史

ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作は、日本の神話から平安時代までの嘘を暴く!

1
2
3
13歳からの「くにまもり」

あなたが総理大臣だったら何をしますか?


嘘だらけの日独近現代史

世界大戦に二度も負けたのに、なぜドイツは立ち直れたのか?

おすすめ記事