仕事

LINEでのセクハラに要注意。“夜の長いラリー”は危ない

イラスト/市橋俊介

「管理職はLINEを送る時間帯も考えるべき。やはり完全にプライベートの深夜帯は、“圧迫感”が増してしまいます。  例えば業務内容で長文を何度も送ったり、ラリーの中で『今度ご飯でも行くか?』と何げなく誘ってしまう。セクハラにならないように回りくどい文面にしても、相手が“精神的に負担”と考えれば該当してしまう可能性が高い。  政治家の不適切発言ではないですが、その時々の発言、文面、行動を切り取られて、公開されても問題がないかどうか。新しく管理職になる人は、それらを踏まえて行動してほしいです」  自分も部下も守るには、意識を高く持っておきたい。

<パワハラ解決の心得>

・怒りたくなったらまず3秒我慢せよ ・人格否定発言をせず部下のミスだけを怒る ・業務上必要な指摘ならパワハラにはならない

<セクハラ解決の心得>

・外見を褒めるのは業務に関係なくNG ・妻、娘が不快に感じることを職場でしない ・ゲスさがダダ漏れするLINEは特に注意

<これもアウト!? 意外にやってしまう「セクハラ」行動>

・セクハラを避けるための長文LINEを送る ・社内で「制服系アイドル」の写真や映像を見る ・会社や接待で口説く姿を見せる 「セクハラは妻、娘、恋人に同じことをしても大丈夫かという基準で考えたらわかりやすいでしょう」(石川氏)。管理職の何げない行動に、女性部下は傷ついている可能性もあるのだ。 【石川弘子氏】 フェリタス社会保険労務士法人所長。豊富な事例からわかりやすい解決策を提示。近著は『あなたの隣のモンスター社員』(文春新書) 【平田純一氏】 社会保険労務士。「いしまる事務所」代表。主に中小企業を担当する行政書士、社労士でありながら、総合格闘技のプロ選手としても活躍している ― [はじめての管理職]読本 ―
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