更新日:2019年11月02日 20:03
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オジュウチョウサンの平地重賞制覇は可能か? 近年上がり勝負のアルゼンチン共和国杯

逃げて駆ければ奇跡は生まれるかも

「今回騎手が松岡騎手に代わっています。彼は積極的な競馬を見せることが多いタイプの騎手です。アッと言わせる大逃げなどの秘策に出れば、スタミナを活かして……という競馬になる可能性は残されています」  だが、予想はシビアだ。 「今回と同コースの目黒記念ワンツー馬はしっかりと上がり性能を常に発揮するタイプでどうしても落とせない2頭(5ルックトゥワイスと4アイスバブル)です。前走12オジュウチョウサンを撃破した1アフリカンゴールドも広いコースに良績が集中しています。あとは2タイセイトレイルが枠の利を経て、といったところ。昨年2着馬、7ムイトオブリガードも注意はしたいところですが、昨年条件戦から勢いをつけてきた状況とはちょっと異なっており、これは様子見します。オッズ次第ではありますが◎○▲☆4頭の馬連ボックスでいってみます」 ~g.kishi氏の東京11R アルゼンチン共和国杯予想~ ◎ 5ルックトゥワイス 〇 4アイスバブル ▲ 1アフリカンゴールド ☆ 2タイセイトレイル △ 7ムイトオブリガード 注12オジュウチョウサン 買い目 馬連1,2,4,5のボックス

ハイラップの有馬記念を再現すればチャンスはある

 すっかりオジュウチョウサンの弁護士が如く勝ち筋を探すことが増えた筆者だが、実際g.kishi氏の指摘どおり、逃げに打って出るしかないのではないかと考えている。オジュウチョウサンにとって2500mは一度だけ走っている距離だ。そう、有馬記念である。  昨年のアルゼンチン共和国杯は2分33秒7が勝ち時計だった。昨年の有馬記念、オジュウチョウサンは9着だったとはいえ、勝ち馬と0.8秒差の2分33秒0であった。もちろんコースは中山でのものだが、暮れの中山のほうが基本時計はかかる。キセキのよどみのない逃げに食らいつき、最後の直線途中まで奮闘していたあの走りだ。自らペースを上げ、後続に脚を使わせて粘り込みを図る「いつもと違うアルゼンチン共和国杯」を目指すしかない。持ち時計はあるのだ。  相手は目黒記念馬ルックトゥワイス、そして六社S組のアフリカンゴールドを上位にとり、3連複でオジュウチョウサンの粘り込みに期待する。 ~公営競技生主・シグナルRightの東京11R アルゼンチン共和国杯予想~ ◎12オジュウチョウサン 〇 5ルックトゥワイス ▲ 1アフリカンゴールド △ 2タイセイトレイル △ 4アイスバブル △ 6ポポカテペトル △ 7ムイトオブリガード 買い目 3連複フォーメーション 12-1,5-1,2,4,5,6,7 AR予想
公営競技ライター・Youtuber。近鉄ファンとして全国の遠征観戦費用を稼ぐため、全ての公営競技から勝負レースを絞り込むギャンブラーになる。近鉄球団消滅後、シグナルRightの名前で2010年、全公営競技を解説する生主として話題となり、現在もツイキャスやYoutubeなどで配信活動を継続中。競輪情報サイト「競輪展開予想シート」運営。また、ギャンブラーの視点でプロ野球を数で分析するのが趣味。
Twitter:@signalright
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