更新日:2023年05月23日 17:43
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歴史に名を残す人物には「信念」があった

西郷隆盛には冷酷非情な部分もあった

 西郷隆盛には冷酷非情な部分もありました。「どこが敬天愛人なのか」と首を傾げるような行いもしています。人間は複雑で、一面的に語ることはできません。しかし、彼が自分の体験を通して「敬天愛人」を座右の銘にして行動し、結果を出したのも事実です。  西郷隆盛は歴史に名を残した大人物です。だからこそ、その行動の根拠になる体験も壮絶なものになります。「国を動かし、歴史に名を残す」という大志を抱いているのでなければ、そこまで壮絶な体験をすることはありませんし、その必要もありません。 「自分のエピソードからフレーズを作ると、それが信念になる」という過程は、明治維新という出来事や、西郷隆盛という人物だけに限りません。仕事にも勉強にもダイエットにも当てはまります。  もし何かを成し遂げたいと思うなら、まず自分が心を揺さぶられた体験を思い出し、「だからこれをやるんだ」という信念を持ちましょう。その信念が自分自身に行動を促してくれます。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

人生を変えるマインドレコーディング

人はなぜ続けることができないのか? 続けるには「信念」が必要だ!

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