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コロナ休校「シングルマザーの熟女キャバ嬢」に大打撃。仕事中の預け先がない…

―[キャバ嬢に訊け]―
 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、3月2日から始まった学校の臨時休校。共働きやシングルマザーの家庭からは「急に決められてもどう対応したら良いのか分からない」という嘆く声が聞こえる中、「昼夜働いている私達も相当参っていますね……」と肩を落とすのは、シングルマザーで子供を育てている熟女キャバ嬢達だ。突然の休校要請に戸惑う、彼女たちの声を聞いてみた。

出勤を増やそうとした矢先…

 話を聞いたのは大阪の熟女キャバクラに勤務する咲子さん(仮名・35歳)。小学4年生の娘と2人暮らしの咲子さんは、今回の休校措置についてこんな懸念をしているという。
キャバクラ接客イメージ

写真はイメージです(以下同じ)

「昼間はデパートの食品売り場でパートをしているのですが、3月半ばまで営業時間の短縮が決まってしまって……。収入減が避けられなくなってしまったので、熟女キャバクラの出勤を増やそうと思っていた矢先にまさかの一斉休校ですからね。共働きやシングルマザーの家庭の子供を学童で預かってくれるのは低学年までなので、うちの子供は対象外。さらに実家も母親の体調が良くないので実家も頼れないし、どうしたら良いのか……という状態です」  学校からは大量の宿題が提出されたので勉強も見ないといけないうえ、困るのが子供の生活管理だという。 「特に困るのは食事ですね。さっきも話しましたが、昼間の仕事のシフトが削られるので、熟女キャバクラの出勤を増やしています。といっても、帰りが遅くなって翌日、昼過ぎまで寝ているのは避けたいんです。学校があるときは、子供が自分で起きて朝ごはんを適当に作って食べてくれてたのですが、休校となるとどうしても起きるのが遅くなってしまう。 買い物 いつ学校が再開するか分からない状態で子供の生活リズムを崩すのだけは避けたいので、今は帰りがどんなに遅くなっても朝は必ず起きるようにしています。食料はスーパーでまとめ買いするのですが、足りなくなったときはキャバクラの出勤後にコンビニで菓子パンなどを買っています。高くついてしまうけれど、今は食品の買い占めが起こっているようで、私がスーパーに行く時間には買えないことも多いんですよね……」
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熟女キャバクラでは子連れ出勤ができない
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