なぜ今、「一律給付」と「消費減税」が必要なのか?/江崎道朗

安倍首相は緊急事態宣言を発令し、事業規模で総額108兆円の緊急経済対策を発表。これは日本のGDPの約2割に相当し、’08年リーマン・ショック後の対策の2倍に相当。過去最大の規模というが、真水部分は20兆円に満たないと思われる
なぜ今、「一律給付」と「消費減税」が必要なのか?
経済対策108兆円のうち真水は20兆円未満
「消費税減税」と「一律給付」に今こそ踏み切れ
『インテリジェンスで読み解く 米中と経済安保』 経済的安全をいかに守るか? ![]() |
経済的安全をいかに守るか?実践的な入門書が発売!
’17年、トランプ米大統領は中国を競争相手とみなす「国家安全保障戦略」を策定し、中国に貿易戦争を仕掛けた。日本は「米中対立」の狭間にありながら、明確な戦略を持ち合わせていない。そもそも中国を「脅威」だと明言すらしていないのだ。
日本の経済安全保障を確立するためには、国際情勢を正確に分析し、時代に即した戦略立案が喫緊の課題である。江崎氏の最新刊『インテリジェンスで読み解く 米中と経済安保』は、公刊情報を読み解くことで日本のあるべき「対中戦略」「経済安全保障」について独自の視座を提供している。江崎氏の正鵠を射た分析で、インテリジェンスに関する実践的な入門書として必読の一冊と言えよう。
![]() |
『週刊SPA!4/21号(4/14発売)』 表紙の人/ 上戸彩 電子雑誌版も発売中! 詳細・購入はこちらから ※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める! |
この連載の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
2度目のコロナ感染で「ホテル療養」へ。“無料の連続”の手厚いサービスに驚愕
マスクなしの客はご飯大盛無料に。斬新なサービスを始めた理由を店主に聞いた
コロナ禍でくすぶる自粛警察のトラウマ。「近所の公園に行けなくなった」人も
数千万人規模の感染者が見込まれる第6波。大きく遅れる収束時期と求められるLong-COVIDへの対応
未曾有の惨害となった日本のオミクロン株。世界と比べて明らかな検査不足。その結果の統計崩壊
“1か月半の昏睡”と8か月の入院で「三途の川を見た」。コロナ重症化でエクモに繋がれ生死の境をさまよった43歳男性が告白
「悔しいけどもう無理」和食チェーン社長が後悔する、大失敗に終わった作戦。客足は増えるどころか…
約76兆円のコロナ予算の行方。補助金の過大受給、ずさんな採択…無駄遣いの実態を追う
急増する無人販売店…背景には「コロナ補助金」の影。事業再構築補助金のずさんな実態
正しく使われていない「消毒・除菌グッズ」…意外なNG行為を専門家が解説
なぜ今、「一律給付」と「消費減税」が必要なのか?/江崎道朗
新型コロナ、今こそ与野党協力して防疫に取り組むべきでは? 男性65歳の疑問
“新型コロナショック”で今必要なのは、不況対策だ/江崎道朗
新型コロナで東京五輪「中止」の可能性、IOCの真意はどこにあるのか?
現場を無視した突然の休校措置は弱い者から追い詰めていく/鈴木涼美
この記者は、他にもこんな記事を書いています