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コロナに負けない免疫力はサプリで高める? 20年間風邪知らずの大学教授も…

20年間風邪知らず!? 摂取するサプリは一日200錠以上

 探究心でサプリ道を極めたのが、東京大学大学院教授の三浦俊彦氏だ。 「常に睡眠不足だし、お菓子やカップ麺ばかりの生活なので、不摂生そのもの。ただ、サプリだけは食事のあとにきっちり飲んでいます。効果を問われると難しいのですが、ここ20年、寝込むほどの風邪をひいたのは1回きりですね」
最強のサプリ活用術

三浦俊彦氏

 一日に飲む量は200粒超え。そんな三浦氏のサプリ生活がスタートしたのは18歳の頃だった。 「不整脈を患い受験に失敗し、中学生時代の恩師に相談したんです。その先生に紹介された新興宗教に入信したところ『毎日青汁を飲め』というノルマを課せられました。それが健康食品との出合いです」  その後、信仰は続かなかったが青汁習慣は続いているという。 「これまで、ヒルの成分を使ったサプリや、一時期話題になったアガリクスなど、数え切れない種類のサプリを試しましたが、やはり体への影響を実感するのはビタミンCなどの基本的な成分です」  ただ、ビタミンCは一度に大量に摂っても体から排出されるので、含有量の多くないサプリをこまめに摂って血中濃度を維持するのが三浦流だ。 「正直、サプリはプラシーボの部分も大きいと思います」と三浦氏。効果を過信しすぎず継続することが健全なサプリとの付き合い方か。
最強のサプリ活用術

「このケースは昼食分。朝食と夕食はこれより多く、就寝前にも20粒ほど。100粒ひと飲みする技もマスターしてます」(三浦氏)

【ヘルシーパス代表・田村忠司氏】 医療機関専用サプリを提供するヘルシーパスを経営。著書に『サプリメントの正体』(知的生き方文庫)などがある 【薬剤師・平井陽子氏】 国立がん研究センター中央病院勤務を経て、薬剤師カフェvita店長に就任。栄養療法・サプリを専門としている 【東京大学大学院教授・三浦俊彦氏】 専門分野は美学で、研究テーマは芸術の存在論。サプリメント愛好家としても知られ、著書に『サプリメント戦争』(講談社)がある <取材・文/週刊SPA!編集部> ※週刊SPA!4月21日発売号の特集「最強のサプリ活用術」より
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週刊SPA!4/28号(4/21発売)

表紙の人/ 菅田将暉

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