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コロナで生活苦のフリー・自営業がもらえる「3大給付金」をFPが解説

国民に一律配られる支援策③ 一律10万円給付金

一律10万円給付

写真はイメージです

 この一律10万円給付については、報道でも情報が多いので現時点で確認できることだけをお伝えします。 ●国籍を問わず、4月27日時点の住民基本台帳に記載されている人が対象 ●手続きは、住民票がある市区町村から送られてくる申請書に記入、返送する郵送形式(世帯主がマイナンバーカードを持っている場合は、オンライン申請もできる)。世帯主に家族分の給付金がまとめて振り込まれる ●申請期限は、受け付け開始から3か月以内 ●支給の開始日は各市区町村が決定  この一律給付も家計の助けの一助となるので、本当に早い給付が待たれます。  ほかにも、フリーランス、自営業の人が知っておいた方がいい制度、短期的・長期的に知っておかなければいけないお金の超基本はたくさんあります。  このタイミングではありますが2020年4月に出版された拙著『フリーランス、自営業のためのお金の超基本』には、多くのフリーランス、自営業の方の家計を見てきて、必要なものはこれだと確信した情報だけを厳選して執筆しました。  執筆を開始したときは、まさかこんな世界になるとは思っておりませんでしたが、非常時になると家計のダメージは大きくなります。それを防ぐには、お金を管理し、節税し、将来の備えを作るために貯金体質になり、投資をして貯金だけでは届かない金額までお金を増やす、ということが必要になります。  コロナの中では給付金のような手段が必要ですが、今後5年後、10年後の自分の家計を守るには「お金の超基本」を改めて知っていただきたい、そう心から思っております。 【横山光昭プロフィール】 家計再生コンサルタント。株式会社マイエフピー代表取締役社長。個別相談などで、これまで10,000人以上の赤字家計を再生した。約78万部のベストセラー『3000円投資生活』シリーズ(アスコム)のほか、著書多数。
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