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コロナで不要な50代の特徴3つ テレワークで必要とされる人材は?

「何が不要不急か」問われた外出自粛期間。同時に在宅勤務やテレワークで浮き彫りになったのは、「不要不急な50代会社員」の存在だ。アフターコロナで加速する早期退職&リストラの嵐で、真っ先にターゲットになってしまう不要不急な50代。経営者として現場の肌感覚で知る社長たちは、彼らをどう考えるのか。人事のプロと、リモートワーク活用の先駆者が語り合った!
[不要不急な50代]会社員

今後もリモートワークが部分的に取り入れられていくと、50代にはより一層の目標管理能力や言語化スキルが求められることになる

経営者リモート対談:アフターコロナに不要な50代、必要な50代

 不要不急の50代会社員、経営者の目線にリモートワーク下の50代はどう映ったのか。これまで2万人以上と面談をしてきた人事のプロで、クライス&カンパニー代表取締役の丸山貴宏氏と、国内外に5万人のテレワーク登録者を抱えアウトソーシングサービスならびにコンサルティング事業を展開するイマクリエ代表取締役の鈴木信吾氏、両者のリモート対談を急遽開催。アフターコロナにおける働き方から不要不急になる50代までを聞いた。
[不要不急な50代]会社員

丸山貴宏氏(左)、鈴木信吾氏

丸山:緊急事態宣言の解除が発表された直後、リモート面談していた大手企業で管理職に就いている50代男性が、「明日から毎朝、満員電車に詰め込まれる生活に元通りですよ」と嘆いていました。アフターコロナにもリモートワークは定着しそうですか? 鈴木:「月4~8回のリモートワークを導入」という制度を設計している企業が多いようですね。オフィスワークとリモートワークのハイブリッド型。これがアフターコロナの働き方の主流になりそうです。そうなると、当然企業が従業員に求めるスキルや能力も変わってくるでしょう。 丸山:そうですね。リモートワークでは、従業員一人ひとりの業務内容を明確にした「ジョブ型」の働き方でないと仕事を人に振り分けることができません。日本企業の大半はこれまで「メンバーシップ型」でやってきたので、この切り替えをどう乗り切るかが、企業のこれからの課題でしょう。現場上司の目標管理能力や言語化のスキルが低いと、場合によってはマネジメントパニックを引き起こす恐れさえありますよ。 鈴木:そうなると、企業の生産性が著しく低下して高い離職率に繋がります。しばらく経済が劇的に回復する見込みは薄いでしょうから、時代の変化に柔軟に対応できない企業は見限られ、優秀な人材は離れていくんじゃないですか。 丸山:そういう意味では、プロジェクトマネジャーのような現場全体の管理を行うマネジメント力が秀でた50代は、ますます市場価値が高まっていく。逆に、「自分で考えろ」「習うより慣れろ」といった、部下に責任を転嫁する前時代的な50代はお荷物扱いでしょうね。 鈴木:ほかに、常識・前例・慣習から脱却できない、頭も体も地蔵のようなタイプや、及第点に満たないデジタル音痴も、不要不急な50代と言わざるを得ない。
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好奇心を失わない50代は輝き続ける
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