安全なのはどっちか? 12年前のベンツとイマドキの軽自動車
―[腕時計投資家・斉藤由貴生]―
クルマ好きの腕時計投資家、斉藤由貴生です。
私は先日、友人にメルセデス・ベンツAクラスをプレゼントしたのですが、それを選んだ大きな理由が「安全性」。ベンツは昔から「安全」というイメージがありますが、実際の安全性もその名声に負けないものがあると思います。
クルマの安全性能が日本でも重視されるようになったといえるのは90年代中盤ですが、メルセデス・ベンツはそれよりも遥かに前の時代からクルマの安全性を追求していました。
そして、そういった安全性を重視するという姿勢は、もちろん今でもあるわけで、第三者のテスト機関が実施しない部分にまで、メルセデスの安全性に対する配慮があると思います。
例えば、ベンツ以外のドイツ製高級車に乗っていると、前に遅いクルマがいる場合にイライラして「早く抜きたい」という気持ちになってしまいますが、ベンツでは時速40kmで走っていてもなんとなく心地よく感じ、不思議とイライラしないのです。
このような感覚はテストで評価しづらいといえますが、そういった部分まで追求しているのがベンツの良さの1つだといえるでしょう。
12年前のAクラスと最新の軽自動車の安全性
テスト内容がユーロNCAPに比べて貧弱なJNCAP
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある
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