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夫がコロナで年収150万円減。私立小に通う娘のママ友に隠れて工場で働く日々

コロナが終われば、きっとすべて良くなるはず

 減収のショックで夫はうつ気味になっており、家族と家計の維持が平川さんの肩に重くのしかかっていた。 「夏休みが明けると、娘が登校拒否を始めました。休み中に旅行に行けなかったことをからかわれたんです。私が背伸びをして私立へ入れたせいです。満足な学校生活を送らせるためにも、もっと頑張らないと」  平川さんの勤務時間は、最も時給の高い深夜11時から始まる8時間勤務。夜間手当込みで月約28万円を稼いでいる。 「最近は一日に数時間しか娘と会えていません。でも、コロナが終われば、きっとすべて良くなるはず」  すべては家族のため。中流を維持するため平川さんの夜勤は今日も続く。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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