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菅総理はサラリーマン的に“人事”で脅す。笑うしかない裏側に迫る<前編>

ある日突然、政府高官から電話が

――国会で加計学園問題に言及した前川喜平元文部省事務次官、シリアで起きたジャーナリストの後藤健二さん人質事件における安倍政権の対応を報道番組で批判した古賀茂明さんに対する官邸からの圧力の実態に関しての証言がありましたが、その詳細な内容を聞いて驚きました。 内山:みなさんそれらの事件のことについてはネットニュースなど、字で読んでそのことは何となくは知っています。ところが、当時の安倍政権から圧力を掛けられた人たちはその時から人生が変わってしまったんですね。 その人生を変えられてしまった人たちの当時のリアルな様子を知ってもらいたかったんです。ある日突然、政府高官から電話が掛かってきて、こんな言葉で言われたということですね。また、劇中で前川さんが語っていますが、ある意味人格攻撃をされて自分の証言の価値を毀損されたことなどもそうです。 あの渦中だと報道で伝えられる事柄も断片的なものでしかありません。ところが、時間が経った今であれば、全ての事柄を時系列で冷静に振り返ることができますよね。そのことも含めてきちんと伝えたいという思いがありました。
古賀茂明

元通産官僚の古賀茂明氏も出演し官邸からの圧力について語っている©2021『パンケーキを毒見する』製作委員会

圧力をかけたのは誰か

――古賀さんが番組出演の最後に「I am not ABE」を訴えた経緯やどのような形で官邸の中の誰から電話があったのかなどが、顔写真付きではっきりわかるようになっています。 内山:報道などで「圧力があった」ということは皆さん知っています。ただ、名前だけが伝えられるのでイメージが湧かないですよね。ふわっと「そういうことがあったのか」としか思わない。 でも実際には、出演した番組の関係者に政府高官からショートメッセージが送られたり、政府にとって不利益な証言をした後に、暗に圧力をかけるような報道などがなされていました。 政府高官は広報紙で顔写真が掲載されています。なので、どんなポジションのどういう人が圧力を掛けたのか、はっきりとイメージを持ってもらうために、組織図と政府が公開している顔写真を出しました。
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石破茂氏が菅総理をバッサリ
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