最終決戦2番手は「ヤーレンズ」。こちらは漫才コントで勝負。設定は「ラーメン店主と客」。 　出井君が行ったラーメン屋が元駐車場跡地に立てられたということで「普通は逆ですよね？　ベンジャミン・バトン~数奇な運命~みたいですね？」と例えて伝えるものの、店主の楢原君には伝わらず。 　しかし、店名は「麺ジャミンバトン~スープなラーメン~」だったことが発覚し爆笑。「バナナといったら丸美屋」「車でバックするようなポーズで湯切り」「てやん出井」など終始ボケを打ち続けて笑いの絶えない漫才を披露した。「令和ロマン」に負けない漫才を披露し、まだまだわからない状態に。 　3番手は「さや香」。ここで「さや香」はボケ石井君とツッコミ新山君の立場を変えて勝負してきた。一人で喋りだす新山君。それを戸惑いながら聞いている石井君。観客も戸惑っているように感じた。 　内容は新山君が四則演算にもう一つを作ったと言い出し、考案した「見せ算」を紹介していく。これは「数字と数字を見せあわせてどう思うか？」というもの。ここでようやく笑いが起こった。そこから説明するのだが、観客はついていっていない模様。そして、本当にその説明だけでネタが終わったのだ。 　まだ石井君を噛み砕いてわかりやすく説明する役割におけば伝わりやすかったが、ほとんど新山君が一人で喋っていた。日本で一番注目される漫才を披露する場でこれができる勇気が逆にすごいと思わざるえない。ただ、残念だが今日一番の漫才を披露した「令和ロマン」と「ヤーレンズ」には太刀打ちできないだろう。番組終了間際に山田邦子さんが「さや香の最後のネタ、全然よくなかった」とはっきり仰っていたのが印象深い。