東大合格を目指すのに中学受験は必要なのか?関係者は語ってくれない“大きなリスク”
―[貧困東大生・布施川天馬]―
みなさんは東大に入るための典型的な進学ルートをご存じでしょうか? それは遅くとも小学校4年生から受験の準備が始まります。毎年3,000人が東京大学に合格しますが、そのうちの800名近くは、都心部にある、特定の10校から輩出されています。
この10校はほとんどが私立中高一貫校。東大に入るために一番簡単な道は、これらの学校群に潜り込むことです。しかし、多くの場合、高校からの定員は少なく、高校募集をしていないケースもあり、有名私立中高一貫校を卒業するためには、実質中学校時点で籍を置いておく必要が生じます。だからこそ、小学生時点から東大合格に向けて中学受験をする家庭が増えているのです。
では、それは本当に最適なルートなのでしょうか? 関係者は誰もいってくれませんが、この道筋には大きなリスクも隠れています。わが子の人生を左右するような重大な決断をしていることに、親たちは自覚的なのでしょうか?
私は、独自に現役東大生、東大卒業生100人を対象として、幼少からの学びの環境についてアンケートを実施しました。そして、今年の2月20日に、そのアンケート結果を分析し、そこから考察できる内容をまとめた『東大合格はいくらで買えるか?』を上梓しました。今回は、中学受験の功罪について考えます。

典型的な東大進学ルートとは?
東大合格率50%のガチャを回せる
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著述家、教育ライター。 一般財団法人「ドラゴン桜財団」評議員。 1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を編み出し、一浪の末東大合格を果たす。著書に最小コストで結果を出すノウハウを体系化した『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』など。株式会社カルペ・ディエムにて、お金と時間をかけない「省エネスタイルの勉強法」などを伝える。MENSA会員。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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