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高額なぼったくり店や自動車事故が増加…夜の池袋“ヤバい”ニュース

 2020年以降に向けて、東京では広域で再開発ラッシュが起こっている。超高層ビルが立ち並び、クリーンな街づくりが進む一方、都会の街は夜になると顔を変え、大麻や殺傷事件など物騒な話題が世間を騒がせた。そんなヤバいニュースのさらなる裏側や、ニッチだが知っておきたい闇情報を、夜の街のプロフェッショナルが総ざらいする! 池袋

池袋・再開発で東口は健全化も、西口はぼったくり&詐欺疑惑で格差が拡大

「キュープラザ池袋」や「ハレザ池袋」など大型施設が誕生し再開発の進む池袋。イメージもかなり向上していそうだが……。 「飲み屋や風俗店の多い西口は変わりません。女のコのドリンクやフードが高額なプチぼったくり店の被害は増えてますね。西口の再開発は老舗サウナ『オアシス』の跡地に日本最大規模のサウナ『かるまる』ができたくらい」  そう語るのはホストクラブ「ラブアディクション」の望月聖羅氏。
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望月聖羅氏

「健全化する東口では、ヤマダ電機裏のキャバクラビルが活況。有名店が多く明朗会計なので、安全に遊びたいサラリーマンに人気です。西口では4月に暴走事故があったけど、ほかにもビックカメラの前にボコボコの車が止まっていたりと、事故は多い」  そんな望月氏だが、月に最低一度は職質を受けているという。 「ここ数か月は特に多くなっていて、先日は自宅を出て2秒で声をかけられました。リップの中やタバコの葉っぱまで調べるんですよ」  池袋には在日中国人も多く住んでいる。裏社会のアウトロー事情に詳しい久田将義氏は語る。
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久田将義氏

「中国人の多くの店は王子華魂(おうじどらごん)の息がかかっていると言われている。ただ同じく中国残留孤児で組織された『怒羅権』(どらごん)が’13年に準暴力団指定されてからは、派手な動きはない。  一方で、池袋は中東系も多い。西武池袋線の埼玉方面にかけては多国籍化していますね。ちなみに、人気絵本作家・のぶみ氏がかつて160人のチーマーを束ねていたと語った『池袋連合』の存在は、まだ確認がとれていません」  そんな池袋で、久田氏は先日“ヤバい”瞬間を目撃したそうだ。 「西口にある地下のバーで、中年男性が男女数人に囲まれ何かを説得されていました。最終的にその男女が札束を分配していたので、何らかの詐欺の現場でしょうか。ある点で見れば面白いですが、正直言って池袋は昔から得体の知れないところがある街ですね」  再開発の好影響は局地的か。
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