第264回

5月30日「日曜マンガ家増加」

・少年ジャンプのデジタルマンガ賞(『JW3CP』)審査会に参加。今回から
はモバイル部門が独立し、携帯電話などへの配信を意識した作品を募集してい
る。今すぐのコンテンツニーズや商業性を考えるとこの部門を贔屓したくなる
が、一次審査ではあえてインフラのことを考えずに優秀作を残した。

・応募者は例年より年齢層が上がっている。制作環境やブロードバンド環境の低
価格化等いろいろな条件が整い、仕事や学業やひきこもりの片手間に作品を手が
けるという状況が普遍化しているのだろう。

5月31日「秋葉原→中野」

・ウチ(?)の1階に今度はなんとアソビットシティがオープンした。なんでも
あり、がこの場所の良さなのだ。なにせ中野なのにブロードウェイで地下はプチ
パリなのである。今後は秋葉原も取り込んでいくのである。

・真面目にいうと中野ブロードウェイはゲーム系(特に新作ソフト)がやや弱かっ
たので良い出店と思う。秋葉原の雰囲気をそのまま持って来ようとするとしっく
りいかないかもしれないが、ここで営業していればそのうち自然と中野化してい
き、面白くなるだろう。ところで引っ越しそばがまだ来ない。


6月1日「ファミ通の同窓会」

・『ファミ通』編集部から連絡。創刊20周年を記念して、過去の連載を限定的に
復活させる試みがあるという。参加することになった。「2006年のゲーム・キッ
ズ」という小説を書く。6月末発売号に載るよ。

・ショートショート連載に向けてのリハビリはスタートしているので、良い機会
を頂いたと思う。懐かしくて新しいものを書かなくては。がんばります。

2006.06.12 |  第261回~

PROFILE

渡辺浩弐
渡辺浩弐
作家。小説のほかマンガ、アニメ、ゲームの原作を手がける。著作に『アンドロメディア』『プラトニックチェーン』『iKILL(ィキル)』等。ゲーム制作会社GTV代表取締役。早稲田大学講師。