第383回

10月9日「東京ゲームショウ2008」

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・東京ゲームショウ、スナップリポートです。

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・SCEは『リトルビッグプラネット』がイチオシ。これはPS3のマリオやソニックになりえるタイトルだと思う(と、そういえば1年前にも書いた……なぜ早く出さなかったんだろう)。

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・PSP版のアイマス『アイドルマスターSP』(バンダイナムコ)が非常にアツい人気。通信機能を使えば、PSP 3台までを同期させてトリオユニットでのコンサートができる。

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・DSは安定したインフラになった。『DS西村京太郎サスペンス2』(テクモ)は取調室を模した試遊台で。カツ丼置いてあるぞ。

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・携帯ゲーム機を「和装」させるゲームテック社の『和彩美』。欧米の取材陣が群がっていた。

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・『428 ~封鎖された渋谷で~』(セガ/Wii) チュンソフト。サウンドノベル。実写。渋谷。つまり、続編ではないが『街』の志を引き継いだ作品だ。

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・『Hula Wii』(マイルストーン)Wiiでフラダンス。動画のお手本を見ながらゆらゆら踊るわけ。

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・カナダ、オランダなど国別のブースも。中国が『北京』として出店していたのは『台湾』ブースと並び立てるための苦肉の策か。

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・『ARis』(GTE)Webカメラの映像に身長15センチくらいのバーチャルアイドルが合成されて出現する。か細い声で謝り続ける彼女を特殊な器具でつついていじめたり脱がせたり。

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・カプコン、SNKプレイモアなどで2D対戦格闘ゲームの再興が見られた。

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・Wii版の『モンスターハンター3』(カプコン)はビジネスデーの午前中にして早くも120分待ちという状態に。

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・『どきどき!魔女神判2』(SNKプレイモア)はDSゲームなので決してエロゲーではない。

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・『 Mindset』(NeuroSky)) ヘッドセット型脳波センサー。つまり、念力でゲームをプレイするためのインターフェイスだ。

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・「シュウォッチ」が復刻してたので16連射のイキオイで買ったよ。これの意味も知らずに半笑いでリポートする外国人リポーターには説教してやりたくなった。

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・というわけで高橋名人と記念撮影。みんなもやりなよ。

PROFILE

渡辺浩弐
渡辺浩弐
作家。小説のほかマンガ、アニメ、ゲームの原作を手がける。著作に『アンドロメディア』『プラトニックチェーン』『iKILL(ィキル)』等。ゲーム制作会社GTV代表取締役。早稲田大学講師。