第432回

9月10日「理系の文才」

・Kカフェで飲み会。こないだの『瞬刊リアルタイム』(=写真)イベントで出会った方々も何名か来て下さって、うれしかった。

・僕の中で天才少年度ベスト5に入っている二人、乙一さんとヨシナガさんを引き合わせることもできた。天才少年どうしの会話は非常に面白くて、そばでずっと聞いていた。そういえば二人とも理系出身だ。

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9月11日「いきなり審査員」

・これまでゲームについては遊び方と作り方について考察することが多かったが、ニコニコ動画を触り出してから、ゲームの売り方についても、考え込むことが多くなった。それで各メーカーのプロデューサーや広報担当者と、真剣に話している。

・そんな流れで今日、アクワイアというゲームメーカーのオーディション会場を覗かせて頂いた。とあるゲームのとある役割の女の子を選出するのだが、これがゲームの制作と広報の両方に深く関わっている、というところが面白くて、いろいろ協力させてもらうことになった。詳しくはゲーム情報公開タイミングに改めて書く。

・ただしオーディション(結局、審査員の一員になってしまった)がはじまると水着の女の子達のボリュームに圧倒されて脳みそドロドロの状態になってしまった。

9月12日「がんがん書きたい」

・小説執筆。短編を1本、仕上げた。うまくいけば『小説すばる』に載るはずです。

・忙しければ忙しいほど頭の中では小説ができていくので、執筆に必要な時間は短くて済むようになる。こないだノベライブやってわかったけど、僕の場合は速ければ速いほどうまく書けるようだ。もうしばらくはパートタイム作家でいよう。

・年末に向けて<ニコニコチャンネルGTV>での活動も増える。9月24日は東京ゲームショウのリポートをする。そして9月25日からは新プロジェクトもスタートする。生放送の予定をチェックしていてください。

PROFILE

渡辺浩弐
渡辺浩弐
作家。小説のほかマンガ、アニメ、ゲームの原作を手がける。著作に『アンドロメディア』『プラトニックチェーン』『iKILL(ィキル)』等。ゲーム制作会社GTV代表取締役。早稲田大学講師。