第442回

11月18日「カルトゲーム誕生の瞬間」

・ニコニコチャンネルGTVにて、『ゲームメーカー交流会 #5』放送。ブシロードの社長登場、話題の『女番社長レナ』の実況プレイ、『快感フレーズ』解説になぜかガチな方々殺到、など。

・『レナ』の妙な味わいが気になっている。100本しか売レナかったなんて嘘だッ。

11月20日「一緒に飲む感じで」

・乙さん、佐藤さん、滝本さん、松原さんなど作家仲間が集まったのでいきなり生放送してみた。滝本さんからタロットを教えてもらった。占いでありつつ物語の生成システムでもあり、とても興味深い。

・作家の生放送については、作品について語ったり制作過程の一部を見せたりする企画の他に、緩い雑談については自由に柔軟にどんどんやってみよう。そういうところでたまに、ものすごく深い創作の秘話が語られたりすることがある(今日は、作家としての筆の力と人間としての心の痛みについての話が僕は面白かった)。ただし、アーカイブは残さない。

11月22日「本物はここに残る」

・阿佐ヶ谷ロフトAにて、『のせすぎ! 中野ブロードウェイ』(辰巳出版)の発売記念イベント。編集スタッフやメインライター陣の他、ゲストに金子デメリンさん、小明さん、ゲッターズ飯田さん、田渕純さんほか。

・中野ブロードウェイの面白さをアピールすることは、うち続く不景気の中で金づるとして消費されつくしてしまったおたく文化から本物の部分をサルベージすることだと僕は思っている。アキバ文化をバカにしながらアキバ商品でメシをくってる人々がとても多いから。

・小明さんはステージ上で中野ブロードウェイのロゴが入ったトレーナー(クリーム色)をプレゼントされていた。が、終了後の控え室でそれを死にものぐるいで返そうとしていた。

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PROFILE

渡辺浩弐
渡辺浩弐
作家。小説のほかマンガ、アニメ、ゲームの原作を手がける。著作に『アンドロメディア』『プラトニックチェーン』『iKILL(ィキル)』等。ゲーム制作会社GTV代表取締役。早稲田大学講師。