中年にさしかかってふと自分の人生を振り返ったとき、ほとんどの男が後悔する。あの短くも貴重な大学生時代に、どうしてもっと周りの同級生に声を掛けなかったのか。遊ばなかったのかと……。
そんな物思いにふけりながら春の夜の新宿を彷徨っていた記者に、神様からのギフトが届いた。「女子大生限定のガールズバーがオープンした」という。春から縁起がいいとはまさにこのことだ。
ズラリと並んだ女子大生に若かりし“あの日”を思い出す!
新宿のガールズバーと聞くと、夜遊び男子たちには歌舞伎町にひしめく妖しいお店のイメージが強烈だ。ところが今夜突撃する「EXE(エグゼ)」は趣向が違い、新宿3丁目という落ち着いたエリアに立地している。店に入ると、カウンターの向こうにはズラリと女子大生が並ぶ。黒のタイトなミニスカートと、胸元を上品に強調する清楚な白ブラウスが健康的な色気を醸している。第一印象は◎である。
しかも、こちら中年男子がついジロジロとボディラインを舐めるように視線をやると、恥ずかしそうに目を逸らし、パンチラを警戒しているのかミニスカの裾をクイクイと下げる。どうも記者が普段遊んでいるガールズバーの女のコたちとは人種が違うようだ。
ジュニアオリンピック元選手も在籍!
「うちは100%女子大生しか採りませんし、たとえ女子大生でも水商売経験者はNGです」と胸を張る店長は、元は総務系の業務を担当していた地方公務員。きっと人を見る目には自信があるのだろう。
そんな店長氏が選りすぐった女子大生の中でも、特に優等生と思われるのが翼ちゃん。中学生時代は、陸上競技のジュニアオリンピックに出場して1500mの決勝まで進出。東日本女子駅伝では県代表に選ばれた剛脚の持ち主だ。お店には内緒で記者がアフターを誘うジャブを打つと、翼ちゃんは「明日学童保育の仕事があるんでごめんなさい」と、取り付く島もない。勉強と実益を兼ねるバイトを選んでいるマジメな女子大生なのだ。
こうした水商売擦れしていないシロウト女子大生とゆったりした時間を過ごせるアットホームな雰囲気が当店の最大の売りだが、その点で象徴的なのが美嘉ちゃんの武勇伝である。
「ウイスキーのロックを注文されて、本当はマドラーを使って手元でかきまぜないといけないんですが、お客さんの目の前に置いてからカランカランとグラスを揺らしてまぜてしまって……。ほかのコたちから『それはダメでしょ!』って突っ込まれました(笑)」
とはいえ、キャストのコたちは全員お酒が大好き。昨今叫ばれる“若者のお酒離れ”など、どこ吹く風。振る舞ったドリンクのおかわりをおねだりされて、なんとなく嬉しくなって気がつけば今夜も泥酔。
もう二度と返ってこない青春の日々に、しばし浸れる名店が新宿に現れた。5月いっぱいはウイスキーが30%オフでの提供となる。ゴールデンウィークにはぜひ当店に立ち寄ってみてほしい。
【ガールズダイニングバーEXE~エグゼ~】
住:東京都新宿区新宿3-34-3
電:03-6380-6238
営:17~24時
料:飲み放題1 時間3000円/延長料金15分800円+ドリンク1杯ごとのオーダー。キャストは全員現役の女子大生。陸上やフェンシングの元ジュニアオリンピック代表選手も在籍している
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