笑いと涙、艶やかなショー
客席を見渡せば女性客もちらほら。男女のグループでワイワイできるのが、キャバなどと違ったところか。「女性グループや、女のコ一人で来るお客さんもいるの。恋愛相談とか、アッチの相談とか、普段話せない下ネタとか、なんでも話せるのがニューハーフのいいところなのかしらね」とは恋華ママ。
キャストが一旦席から離れる。しばらくすると、照明がスッと落ち激しいビートの音楽が。ドレスから早着替え、真っ白な衣装に身を包んだ“女のコ”たちがフロアを所狭しと踊る。一糸乱れぬフォーメーションは1か月の練習のたまもの。
「お店が始まる3時間前に集まってのダンスレッスンは、二日酔いの時でなくともゲロ吐くほどキツわ~」と、かのんちゃんは笑い飛ばしていたが。多くて1日3回、各30分のショーをこなして、ガンガン飲んで喧しい。その体力にはまったく驚かされる。
“同性”ゆえの気安さか、キャバより遥かに気楽で財布に優しいのもうれしい。
齢四十にしてハマりそうな予感。
【ニューハーフクラブ「Reve」】
新宿区歌舞伎町2-38-1 三味ビル1F
電:03-5285-8883
営:19時~ラスト
休:火曜 3000円(60分・ウイスキー・焼酎飲み放題・税別)
●ショータイムは19時半~(一日最大3回)・時間変更の場合アリ※要確認
※「SPA!見た」で生ビール1杯サービス
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苫米地 某実話誌で裏風俗潜入記者として足掛け5年。新天地でヌキを封印。好きなタイプは人妻
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