韓国料理屋のキムチは中国産!? 消費者には見えない飲食店の利益拡大のカラクリ
さらに、多くの人で溢れる観光スポットにもカラクリがある。
「横浜の中華街でよく売られる中華まんは、中国で作っているものも多く、輸送費込みでも原価は30円程度。それを蒸して300円で売るから、かなりの利益が見込めるんです。逆に日本で作ると、原価が150円ほどかかってしまうので、利幅がまったく違うんですよ」(某グルメライター)
さらには、我々の刷り込みから気づかない形でコストを削減しているケースも。
「都内の韓国料理屋で出されるキムチは自家製ではなく、1kg・100円の中国産を使っているところもあります。こちらのほうが格段に安いとか。韓国料理屋のキムチが韓国産というのは勝手な思い込みなんですよ」(前出のグルメライター)
消費者の思いもよらないところで、飲食店側も利益拡大のカラクリを作り上げているのだ。
※写真はイメージです
― 食品業界の闇 ―
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