新入社員向け、最速で1ランク大人のファッションに見せる方法とは?
『日刊SPA!』で大好評連載を持つメンズファッションバイヤーのMBさんが、ついに『週刊SPA!』本誌でも4/12・19合併号より新連載をスタート! 20代前半の若者が、大学生から社会人に切り替わるこのタイミングで、子どもっぽいファッションから脱却し、大人っぽく見られるにはどうしたらいいのか。大人っぽく見られる服選びのコツを伺いました。
――MBさん自身、実年齢より大人に見られたい、あるいは若く見られたい、という意識を持ったことはありますか?
MB:もうずっと思ってますね、僕童顔なので。昔から大人っぽく見られたいってことしか考えてなかったです(笑)。
――それは子どもっぽく見られることが多かったということですか?
MB:そうですね。子どもっぽく見られることが多かったんですけど、意識してファッションを直してからは逆に大人っぽく見られることのほうが多いです。
――それはファッションでそう見えるように工夫して?
MB:そうです。
――そのときに意識したポイントはありますか?
MB:ドレスの要素を入れ込むことです。ドレスといってもスーツ全開じゃなくて、パーカーにデニムのいつも通りの格好でもいいんだけど、靴はスニーカーじゃなくて革靴にするとか、Tシャツじゃなくてシャツにするとか。普段のカジュアルに+1点、+2点ドレスの要素を入れる。アイテムじゃなくても配色をモノトーンにするとか、そうすることによって大人っぽく見えるようになります。
――カジュアルがベースの人は意識的にドレスの要素を足すということですね。
MB:そうですね、カジュアル全開だと子どもっぽく見えちゃうんで。でも大人っぽさの象徴ってスーツじゃないですか。スーツがすごく大人っぽくて、デニムとスニーカーだと子どもっぽくて、真逆ですよね。なので、ドレスの要素をカジュアルシーンでちょっとずつ入れてあげると大人っぽく見えるようになります。
――カジュアルって大人っぽく見せるのが難しいんですね?
MB:ラフな服装だったり、デニムにパーカーにスニーカー、みたいに全身カジュアルだと、ただでさえ幼く見える日本人は子どもっぽく見えます。あともう1つは体形。“ドーナツ型”だと子どもっぽく見られると思うんですよ、ずんぐりむっくりして。それを足をすらっと長く見せたり小顔に見せたり、ファッションで体形を整えて見せてあげるとちょっと大人っぽく見えますね。
――服のサイズで体型を整えるということですか?
MB:サイズ感もですけど、例えば足を長くみせたかったら、パンツと靴を同じ色にしてあげると境界線がぼけるから、視覚効果で足が長く見える。さらにストールを巻いたりTシャツじゃなくて襟のあるシャツを入れたり、顔の近くに布があると対比で顔が小っちゃく見える。「サイジング+視覚効果」を使って、さらに体形を整えていきます。
――なるほど。
MB:まあ顔が童顔ていうのは譲れないポイントだと思うので(笑)。そこはどうしようもないので、とりあえず体型を。
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