西日本No.1セレブタウン「芦屋」の“ネイティブセレブ”たちが漏らす不満
―[没落する[セレブタウン]の今]―
関西で唯一「全国住みたい街ランキング」上位にランクインするなど、西日本ナンバーワンのセレブタウンとして名高い芦屋市。不動産関係者によると、近年でも資産価値や地価は上昇傾向にあり、テナント誘致も順調とのこと。だが、“住みやすさ”という点では不満の声が上がっている。芦屋に住んで40年以上の某セレブによると、従来は芦屋に住めなかったような人種の流入が進んでいるとして不満を漏らす。
「一昔前までは芦屋で新築戸建てを構えるには、単にお金があるだけでは厳しかった。家柄や会社の格や顔も大きな要素。だから住民の顔ぶれは、大企業の重役クラス、医者、弁護士、スポーツ選手、芸能人、名家の出身者と社会的ステータスが高い人が大半でした。
しかし、今は30~40代前半のITやアパレル関係の若手社長といった成り金が増えています。中国人富裕層が別荘的な感覚で家を購入する動きも目立ちますね」
中国人に限らず、芦屋有数の高級住宅街である奥池にも外国人居住者は増えつつあり、過去の住民層からは確実に変わりつつある。
超高級住宅街以上に変化が激しいのは浜手側(海側)だ。浜手では土地開発が進んでいることもあり、外国人留学生や若者の増加傾向は顕著だ。高級住宅街の主婦グループに現状について尋ねると、「駅前のお家賃100万円程度のマンションか、浜手の安価なマンション辺りで留まってほしいわ」との返答が。
プライドの高い“ネイティブセレブ”たちは、ニューカマーの流入を快く思っていないようだった。
※写真はイメージです
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