雑学

田園調布にはコンビニが無い!? 自由が丘で“半グレ”を目撃…没落する「セレブタウン」の実態

 田園調布、芦屋、南山……庶民の羨望と嫉妬の的となってきたセレブタウンであるが、その一部が今、落ちぶれているという。住民は口を開けば「住みづらい」の大合唱。一体何が起きているのか? 実態を追った。

高額すぎる固定資産税に困窮 憧れの住宅街はセレブの墓場へ


【田園調布】

「田園調布に住むメリット? そんなものないよ」

 平日の昼下がり、散歩の途中だという裕福そうな60代男性は不機嫌そうに言い捨てた。’80年代に漫才コンビ「星セント・ルイス」が放ったネタ「田園調布に家が建つ」で知られる通り、長らく成功者の象徴とされてきた田園調布。

田園調布 長嶋茂雄、五木ひろし、桜井和寿など名だたるセレブの邸宅が軒を連ねる日本最高峰の高級住宅街の、そんな華麗で優雅なイメージは崩壊しつつあるようだ。19年前に移り住んだというある住民は明かす。

「駅の西側にはコンビニはおろか自販機すらないし、交通の便も非常に悪い。自炊する住民が多いからか飲食店の選択肢もほとんどありません。また物価が高すぎるのもマイナスですね」

 駅付近で唯一のスーパー「P」に並ぶ肉類や鮮魚は多くがブランド品目や高級魚。野菜でさえ野沢菜1パック279円などと、天上人価格だ。長年この街に居を構える名士ならともかく、新参者にはかなり敷居が高い。

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『建築協定』の罠とは

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