更新日:2017年07月28日 21:40
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女性警察官の苦悩「セクハラしてくる男性警察官よりも見下してくる市民のほうが面倒」

「女性警察官であるというだけで見下してくる人が多いですね。迷惑行為を注意したり、交通違反の対応をすると『婦警ごときじゃ話にならん!』とすごむ人が結構いるんです。そう言えばなんとか逃げ切れると思ってる。私たちも男性と同じ訓練を受けており、そう簡単には逃げられるわけがないんですが……。ちょっと面倒ですね」  さらに最近増えているのは女性被疑者の取り調べ。女性同士だからこそ話を引き出せるというわけだが、一筋縄ではいかないようだ。 「『落ちぶれた女だと思ってるんでしょ!』とキレられたりする。女同士、心が通えばいいのですが、逆にこうなるとお手上げです」 「婦警と警察官は別」という市民の意識に苦労が絶えないのだ。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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