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「コミュ力が足りない40歳過ぎた男」はナメられるくらい謙虚になれ

若い頃は仕事をすればそれなりに評価され、気軽に飲みに誘ってくれる友人や女友達もいた。しかし、40歳を過ぎてからというもの、昔ほど人が寄ってこない! それはいわば中年になった証しでもあるが、まだまだチヤホヤされたい気持ちもある。というわけで、「簡単に人気者になれる秘訣」を大公開する!

コミュ力が足りない40男は下手に出てナンボ

おじさん「チヤホヤされたいのなら、まず己が下手に出るべき」と語るのは、作家・心理カウンセラーの五百田達成氏。チヤホヤされるために、なぜ周囲にへりくだらねばならないのかと疑問に感じた人はぜひ読んでいただきたい。 「40代男性はすでに人生経験が豊富なので、他人から何を聞いても『それはもう知っている』と尊大な態度を取ってしまいがちです。特に、相手が年下だったり、立場が下だったりする場合は、気づかないうちに上からの態度になる。結果、悪気もないのに周囲が離れていってしまう。結局、人が集まる40代って、誰に対しても『すごいね』『そうなんだ』と謙虚になって、相手を褒めることができる。だから、好かれるんですよ」  とはいえ、「薄っぺらいと思われるんじゃないか」と自意識やプライドが邪魔をしてしまうという40代も多いのでは……? 「もちろん、『コビを売っているようでいやだ』『ナメられてしまうんじゃないか』と心配になる気持ちもわかりますが、それでいいんですよ。表面的なものでも、やらないよりは、断然やったほうがいい。『相手に好かれよう』『仲良くなろう』というスタンスを自分で見せないと、大前提としてコミュニケーションが成立しないんです」  また、こうした「他人に対する謙虚な姿勢」を保つことは、老後の人生においても非常に重要になってくるという。 「40代の時点で周囲からチヤホヤされていない人は、唯一の場である仕事を失った退職後は、もっと孤独になります。『今のままでいい』という態度を取り続けているようでは、当然家族や友達からも距離を取られてしまうでしょうし、新しい人間関係も構築できない。寂しい老後を迎える前に、今から人間関係をつくるスキルとして、謙虚なコミュニケーションを心がけることをオススメします」  数十年後には周囲から誰もいなくなっている可能性もある。そんな悲惨な老後を過ごさぬように、頭を垂れることが大切なのである。 【五百田達成氏】 作家・心理カウンセラー。角川書店、博報堂などに勤務後、独立。近著に『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』(ディスカヴァー21)など ― 40男がチヤホヤされる技術 ―
不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち

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